自律神経は人間が活動するために必要な睡眠という休養が無ければ、意識が放漫にになったりして、自身が思うように行動を取りにくくなってしまうものです。内臓の働きを調整する自律神経は大きく2つに分解すると交感神経は緊張感と活動に副交感神経はリラックスに関係しているので、体の状態に支持を無意識で出しているもので、ストレスが原因で乱れると心と体に不調を引き起こすので気を付けたいところです。

3日間まったく眠らずにいても、そのあとで10時間眠れば、依然となんら変わりない状態にもどることが臨床実験によって実証されている。1日3時間しか眠らない人の脳波を調べたところ、睡眠の質は、8時間眠っている人とほとんど差がないこともわかっている。睡眠時間が短いからといって、能力が低下することなどないし、疲労が回復しないということもない。もし、問題があるとすれば、寝不足だと思う不快感や、もっと眠りたいという不満感が残ることです。眠りの質がよければ量は必要ではなく、逆に多量の眠りを求めるのは、質の悪さを補おうとするからである。

大脳は酸素を必要しているもので、10歳くらいまでの児童だと体内に送り込まれる酸素の50パーセントが大脳で消費され、成人だと20~25パーセントに減る。悪い酸素を吸うと大脳にダメージを与える事を考えると、児童は危険性が高いと言えます。他に脳に必要な栄養源は炭水化物である。また、10分ほどのうたた寝が心身を爽快な睡眠へもっていけます。

ストレスは大きく分けると、環境、精神、肉体的、から受けるものがあります。ストレスによる疲労から細胞が傷つき、脳は大量の血液と酸素を欲してしまい活性酸素を大量発生して、自律神経がまいってきて様々な不調が出てきます。回復にはイミダゾールジペプチドにビタミンCを合わせて摂取すると脳にダイレクトに届き効果を発揮します。摂取できる食材としては、鶏むね肉、まぐろ、カツオです。気を付けたい部分として、冷たいもの、甘いものは避けた方が胃腸に負担をかけずに自律神経のバランスを崩さずにすみます。自律神経の負担を減らすには、朝食をとってからの行動、外の空気にふれて自然のゆらぎを体感する、長時間座り過ぎたらストレッチ(活動量計でアラーム機能あり)、ぬるめの湯につかると眠りやすい、就寝前の白湯を1杯で自律神経を助ける。いびきの多い人は右向きで寝るといい。

活性酸素を放置すると老化の元になっているので気をつけよう。疲労度計というものもあります。自律神経の機能年齢や交感神経、副交感神経、の状態を測定できる優れものです。他にはいびき対策で疲労回復CCAPというものもあります。効果は熟睡感のある質の高い睡眠、自律神経、呼吸にかかる負担を軽減できることで疲労回復する。

自律神経が乱れ、心や体に不調があらわれた状態は、不安や緊張、抑うつなどの心のトラブルにより、吐き気をはじめ多汗、全身の倦怠感、頭痛、肩こり、手足のしびれ、動悸、不整脈、めまい、不眠などの症状があらわれます。気象病にも表れる症状です。

自律神経系を予防するのに良い方法で副交感神経を和らげる腹式呼吸法において1:2(ワン・ツー)呼吸法と呼ばれる方法があります。まず、鼻から3~4秒ほどすーっとゆっくり息を吸い、次に口をすぼめ6~8秒かけてふーっと、できるだけゆっくり長く息を吐きだすだけです。1日1回3分間行うと効果ありです。

自律神経失調症というのが一番言われている体の不調が出てくる症状です。原因は、セロトニンの不足、副交感神経の機能不全、ストレス耐性の低さ、睡眠不足、内臓の疾患、気圧の変化、気分転換をしていないなどがあります。

24時間働き続ける自律神経は生活リズムを整えることが重要です。日中と夜中に交感神経と副交感神経が切り替わるので、夜勤帯の人だと逆になってしまいます。メリハリは何においても大事な事で、昼間は多少ストレスを感じても、必死に脳をフル回転させながら働くことで交感神経を存分に活動させて疲れさせて、夜はぐっすりと眠り副交感神経を働かせてリラックスに徹する。全ては疲れを溜め込み過ぎずに如何にして発散して仕事をこなすか。というのが課題です。寝る時間帯、寝る環境さえ良ければ、食欲も行動も勝手についてくるもので、最悪寝るに徹するために出来ること、現在の自身が一生懸命に出来ることをすることで、気持ちを込めて生きることが神経をつなげる方法だと考えます。血行を良くするためにマッサージに通うこと、耳をマッサージすることも効果があるようですが、意識的に精神をつなぐことが重要です。眠い時に寝て分散睡眠をとる。睡眠時間は3~4時間くらいの方が長生きをするともいわれているので、質の高い睡眠ができる時に、時間を問わず寝てしまうという方法も正解です。寝すぎても体に悪いので、寝る時に寝て、あとは起きて好きに暮らすというのも大切です。