私はかつて軽いうつ病、あるいはノイローゼだったのかもしれませんが、当時、進学する人が少ない隣町の高校に入学してからの変化に伴い、徐々に将来に悩みを抱える普通の高校生から始まります。それまでは故郷の街で自分自身は普通と考えて実家で暮らしていましたが、社会風土の違い、国際風土の違い、町の景観、あり方など、町の仕事など人々の生活感の違いから走馬灯にどの町でも起こりうる違いと、その町における普通というものを理解する旅が始まるわけです。実際、社会、あるいは会社でも様々な人と接触するようになっていくわけですが、私の場合少し早く社会に出る予行演習が出来たものだと考えています。ただし、私の場合は元々地方の市内でしたので普通に進学は本州だと考えていましたが、選んだ高校が道内しかないので道内スケールに勢力を注ぎ込んでいる地元民が多くいました。もちろん中学まではそんな人も多く、中卒で地元で働こうともくろむものも多々いました。つまり道内限定で進学を考えていた私にとっては丁度良かったのですが、地元の市内が町民よりも田舎だと批判を食らうくらい地方都市は狭い街だと圧力をかけられ地方政令都市の札幌市は都会でスケールがあると罵られ当時は圧倒され、気圧されたような気持で謙遜していました。その結果、その高校では極力成績を上げなくはならないと己を追い込むようになり、恐らくうつ状態に身を置いていたんだと考えています。自殺願望もあるくらいでしたから。当時、部活動も勧誘され3年間続けていまいましたが、副部長でそれなりに強くもあったのですが、ハードなスポーツでしたのでトレーニングの過酷さは半端なく、空気椅子30分など初日から道内で上位レベルまで達したOBの手厚い指導のもと、速攻でアキレス腱をつるという事態に至りました。しかし、私は入部を決めて新しい高校ライフへと突入いたしました。帰りは19時家時は20時で風呂入って食事して、テレビ見たらもう23時とかで就寝、朝7時起きて食事して8時には遅いですが自転車で通学、友人宅へ寄り8時30分ギリギリのほぼ毎日遅刻で憂うつな毎日でした。教室では寝て過ごし、友人とはわけも意味も分からない会話を時々すこし、変な座り方で腰を痛め頭痛モチになり、部活で痛めた足を近所の整形外科で見てもらい、試験前だけ部活も休みでしたので、試験前勉強だけはしていました。とにかく毎日憂鬱で体は疲労の限界、顔からの元気もなくなり若さのなさに苦痛でした。朝自転車で汗びしょびしょで通学した後の教室の自分は参事でくせ毛が言うことを聞かず、昼間には夏の厚さで椅子が臭くにおいはじめ、自分自身にしんどさを覚えていました。しかし部活ではエース。よその町で何を言われているかもわからず、とにかく被害妄想でした。とあるときは担任の教師に股間にティッシュついてるんじゃないかと言われ掃除機を股間に吸い付けられる参事も廊下であり、町というのは世間からは程遠いところとなっていきました。札幌にはすすきというところもあり今思えばそういった意味で教育だったのです。中学まで真面目に優秀に暮らしていた自分を振り返ると、徐々にこの高校生活を経てある未来の自分の姿とは想像を絶するものへと歩を進めるのでした。東京を思い出すと東京の底辺レベルの高校出もいる建設会社でしたので、ある意味似てるとも感じましたが、何をやってるんだか、東京のほうが立派な不良たちに思えました。そういった意味で故郷の地方と言っても市内の自分に一歩づつ社会人としての自分自身の感を取り戻していったのだと考えています。今ある自分はかつての自分。そうやって進学と社会で働く希望は捨てずに生きていました。現在は年齢も37歳となり、大学も行き、東京に新卒で2年勤めて、そこでも軽いうつ病と病院で診断されましたが、薬は親にも言われ一切飲まずに気合で建設会社にいました。病院は当時、よく知らず、心療内科と精神科の二つがあるのですがうつ病は精神科なのでお間違えなく、3人に一人はかかる心の風邪と言われ、気持ちの問題とも思いますが脳の変化からくるものでもあります。詳しくはそのうち語ります。私自身は気合と転職で治しました。最初の半年程は過酷でしたが、半年ほどがしてふと霧が晴れたように世の中が明るく感じ始めてうつ症状がなくなりました。大学時代もとある機械を使ったりといろいろ試してはいたのですが、やはり社会にきちんと出てストレートで人並みに社会人としてスタートを切れたことは前進し自分が望んでいた未来でしたので悩みも亡くなったからなのだと考えています。おばあさんも当時90歳で亡くなった年でしたがいろんな意味で新たな人生がスタートしたのだと感じていました。ある意味現実に目が覚めて記憶がよみがえったような思いです。それ以来は深く考えすぎず、うつにならない様に生活しています。これからは、その固執したうつ状態の改善方法や取り組みや、私の努力を伝ていきたいと考えています。今日はこれまででご勘弁願います。