迷いすぎて行動に移せず時間ばかりが経過してしまう失敗は避けたいものです。積極的に行動するためには成功談や失敗談を聞いて自身の生き方考え方を見直して迷いを無くしていかねばなりません。聞ける人がいればいいです。いない時は、本や情報をインターネットでもいいから調べる癖が大事です。視野が狭まってしまった場合は距離を置いて考える工夫が必要な時です。考え無しに行動することを余儀なくされて積極的に行動するのは抵抗を感じる人もいます。失敗をすることを俗にバカといいますが、失敗を避けたくて消極的になってしまうのは普通です。問題は、じっくり考えて、まずどう行動に移すと良い答えが出てくるのかについて考えてから行動を起こすことが重要です。わからなければすぐに聞く事と調べる事です。行動に移せていれば積極的ではあります。察知して行動を起こす事は学び成長して経験値となる。慣れてくれば、結局わからないことは不安になるものなので早いうちに悩みは解決したいものです。先輩社員がいる場合は、親切な人であればかつての失敗談や成功の方法を教えてくれることもあります。ポイントは「どうのようにして失敗から抜け出したか」ということです。劣等感を感じやすい人の場合は専門性や価値観が違うので、慣れてくるまで時間が必要です。大正五年東京大学教授(物理学)に就任の寺田寅彦の教訓に「馬鹿を重ねてきた利口と、ふつうの利口とは別のものである」-。バカ(失敗)も人生の肥やしである、という考え方です。わかるまで行動することが重要だと考えます。
人間良いところ嫌なところは誰しもあります。良いところだけを強調して考えて行けば、よくなっていくものです。嫌なところは、後から見直して考えて成長していければいいです。病気においてこそ言えることでもあります。基本は良いところだけ考えて生きる精神性が心身を浄化して回復を見込める状態にたどり着くために必要です。中国で十五年間もの長い間、政治犯として牢獄生活を体験。昭和三十九年、日本人最後の戦犯として帰国した城野宏です。明日はきっと銃殺されるに違いない、という絶体絶命の精神状態。しかも夏は摂氏四〇度以上。冬は零下三〇度という過酷な牢獄生活の中で城野氏がつかんだものがあります。それは城野哲学いわれる「能力開発」です。そのうち一つが「部分と全体の見方」です。私たちは「一部分」しか見ていないのに、それがあたかも「全体」であるかのような錯覚に陥ってしまうから気をつけろという教訓です。
心理的効果は絶大です。単純に何かをやるのではなく、絶対に達成しなければならない目標を決めた状態で、課題を出されると人はプレッシャーを感じるものです。すると即座にとりかからなければ遅れをとると考え着手し始めるものです。達成難易度により達成が厳しい時は、難易度を低めに設定して、到達点を高めにすることで満足感が上がり気分を高揚させて、気分を継続させれると考えられます。勉強でも仕事でも自身を追い込んで厳しく律することは必要です。追い込み方は自身でコントロールするので、問題ない程度に厳しさを制御して下さい。大事なことは、明日やるのではなくて今日するという取り組みです。気付き次第順々に進めていき、目安を立てます。不安を無くす作業と考えれば、不安がなくなるまでが、やるべきことを終えたと考えていい時です。「即座着手」は慣れてない新しい仕事の時は有効だと考えられます。
心ここにある状態をしっかり持つ。意識をハッキリと目の前の仕事に集中させて、キチンと考えて手を動かしていなければなりません。慣れた仕事は、いい加減な気持ちでも片付けられるかもしれません。考え過ぎると綺麗な仕事にならないと考えると、慣れた仕事は負荷がかからないので楽に済みます。ストレスは人体にも悪影響を及ぼすもので、身体の動きに支障をきたし、思考も鈍らせるため慣れない新しい仕事は上手くできないのは殆どだと考えられます。だからこそ一所懸命に丁寧な仕事の経験を積み重ねていく事が必要で、精神的な緩和処置として気分転換に自然の中に出かけてみたり、休憩をして身体にストレスのない状態にすることも必要だと考えられます。休養がしっかり取れていれば心ここにある状態に戻ってくるものなので、気を入れて仕事に打ち込むように自身をもっていくことが可能になるものです。実践して体得していく事が重要であり、自立した仕事を受けられるまでたどり着く事を目標とします。自身が目指している仕事をしている人にとっては、順調に仕事を覚えて人生を歩むものです。中には「仕事はつまらないもの」という気持ちを潜在的に抱いている人が陥る現象として、自身を悲観し出す人もいます。仕事は自分の個性と人格を磨くと良い場所です。だからつまらないものではなく一生懸命に打ち込むものです。私自身はUターン後の7年間に及ぶ解雇が6社にも及び仕事というものを考えると、地方にはない仕事で理解がされにくい現実に立たされて大変ながらも就職活動を行いながら生きています。解雇を繰り返して様々な会社で働いてみると、次第に自身の人格が薄れていくような気分になってくるものです。軽薄な内容になっていれば謝ります。信念は打ち破られることもありますが、競争社会で生き抜くために必要なこととは何かを常に考えて思考することが廃れずに未来生き残る方法だと考えています。