どんな状況でも「できること」は必ずある。と考えて周りの環境に関係なく、幸せになる方法は、自身の身体をケアすることです。「どんなふうに疲れているのか」「どうしたら疲れがとれるのか」を理解することはとても大切です。パソコンの前に座って、ずっと同じ姿勢でいるのはやはり体が疲れます。だからといって座り仕事だからどうしようもないと考えて、体を壊してしまうのは、環境に適応していないからです。自身が置かれている状況を把握し、「どうしたらよりよくなるか」を工夫することこそ、環境に適応するコツです。一日中座っているのがつらければ、立って仕事をすればいい。嫌な仕事があるのなら、誰かに放り投げる術を考える。会社に就職できないならば、自身でできる仕事を探す。環境に適応するには、ときに大胆で、タフな発想が求められます。自身が知らず知らずのうちに持ってしまっている固定観念や社会システムに準じることが「適応」ではありません。むしろ殻を破って、柔軟に、順応していく事が大事なのです。肉体や精神が疲れてしまっているときに、「仕事だから仕方がない」「この会社ではどうしようもない」「こんなご時世、どうすることもできない」などと、勝手に閉鎖的にならないことです。周囲の環境は変えられなくても、自身でできることは必ずあります。

「生きるのが大変」なのは、人も犬もミミズも、みんな同じ。「生きる」とは、死なないように必死で支え続ける事です。私たちの体(脳や内臓の細胞一つ一つ)は常に栄養や酸素をとり続け、血液は循環し続けています。二四時間、三六五日、全く休むことはありません。生命活動を維持することで死ぬことからやっと逃れているのです。自身の体が休まず働き続けているのだと、考えたことはありますか。生きるという事は忙しいものです。死なない様に必死で動き続ける事が、すなわち生きる事です。どんなに抗っても、いつか必ず負けるというのも活きるものの宿命です。体の中から休息することを瞑想というのかもしれませんが、体も脳も休ませることは、体が完全に止まってしまうわけではなく、大きな休息、やすらぎを得ることが出来ます。体や脳が休まず動き続ける「忙しさ」というものは、ビジネスマンが日常的に感じている「忙しさ」とは、少し種類の違うものであり、生きることが忙しいのは同じで休みが必要だというのは誰にでも共通していえることです。「慈悲の瞑想」で、心と体をリセットする。精神を安定させる良い方法として念じるだけでも効果バツグンですが瞑想良いようです。瞑想というものは、生きるとは何かという本当の意味を知り、価値のある生き方を得ようと思ったら、相応の精神修行が必要です。さらに、心の働きを学んで丹念に育て上げなくてはいけない世界です。時間もかかるのですが、「仕事」がうまくいくように心を整えるというくらいなら、瞑想のやり方を少し知ることで効果が出てくることもあります。効果は本来高く、精神も、肉体も磨かれ心に溜まったストレスをきれい洗い流すこともできます。物事を感じる力も上がりますし、判断力も向上する。人間的にも成長します。瞑想とは心を育てる現実的な方法です。科学的にも証明されていることです。仕事の悩み、ストレスは殆ど人間関係に関する事でどうしたら、うまくいくかを考えると人間二人の関係がうまくいくかいかないかの些細なこととなっています。改善するコツは相手のことを本気で心配してあげることです。自分ばかりでなく、本気で「相手も幸せになって欲しい」と思えれば、人間関係は解消されます。

さらに視野を広げて「みんなのことも心配する」「生きているすべてのものを心配する」という気持ちになれれば終わりで、慈悲の瞑想で到達します。瞑想は5分ほどで、具体的には瞑想の言葉を、場所を選ばずに心を込めて念じることと継続することです。効果としては、頭の中にある自身のプログラムをリセットする効果があります。たとえば、「身勝手になった心」「ストレスを抱えて苦しんでいる精神」を、自らの力で修正することが早々できるものではありません。瞑想は続けることで、自動的に心の(あるいは頭の)プログラムが修正されて効果を発揮する。実践すると、心も体もすっきりして人間関係が改善され、自分自身の能力向上にも役立ちます。

「慈悲の瞑想」
私は幸せでありますように
私の悩み苦しみがなくなりますように
私の願いごとが叶えられますように
私に悟りの光が現れますように
私は幸せでありますように(三回繰り返し)
(「私は幸せでありますように」と心の中でゆっくり念じます)

私の親しい人々が幸せでありますように
私の親しい人々の悩み苦しみがなくなりますように
私の親しい人々の願いごとが叶えられますように
私の親しい人々に悟りの光が現れますように
私の親しい人々が幸せでありますように(三回繰り返し)
(「私の親しい人々が幸せでありますように」と心の中でゆっくり念じます)

生きとし生けるものが幸せでありますように
生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように
生きとし生けるもの願いごとが叶えられますように
生きとし生けるものに悟りの光が現れますように
生きとし生けるものが幸せでありますように(三回繰り返し)
(「生きとし生けるものが幸せでありますように」と心の中でゆっくり念じます)

私の嫌いな人々も幸せでありますように
私の嫌いな人々の悩み苦しみがなくなりまうように
私の嫌いな人々の願い事が叶えられますように
私の嫌いな人々にも悟りの光が現れますように
私を嫌っている人々も幸せでありますように
私を嫌っている人々の悩み苦しみがなくなりますように
私を嫌っている人々の願いごとが叶えられますように
私を嫌っている人々にも悟りの光が現れますように

生きとし生けるものが幸せでありますように
生きとし生けるものが幸せでありますように
生きとし生けるものが幸せでありますように