激しい運動は就寝の寸前にすると熟睡の妨げになるので逆効果となります。したがって、どんな運動をどの程度行えば効果があるのだろうか。運動のメリットは、1つ目は激しく身体を動かすことで心臓が丈夫になり、足腰も強くなる。内も外も鍛えられるため、健康な心身が保持できるようになる。2つ目は、寝つきよくなって熟睡できることだ。すると健康な心身を作ることになります。
たとえば、ジョギングだとゆっくりしたスピードで2キロから2キロ半が適正。それ以上は交感神経を過度に興奮させるため熟睡を妨げる。運動後は1時間以上経過後に風呂に入るのがいい。すると副交感神経がゆっくりと働き出すころに入浴できるので、運動後の疲労をスムーズに取り去ることができる。
野球の場合、投げて50球、打って50本、走って(全力疾走)300メートル程度が適量。
テニスなら、シングルの打ち合いで20~30分、水泳なら50メートルのプールを3、4回往復することで適度な運動量。
さらに、言える事は、健康でなければ実現できない短時間睡眠法であるので、野球、テニス、ゴルフは脊椎、腰椎を異常に圧伏し、身体がかたよってしまうとよくないので、右利きの人は、必ず左で打つ練習をする必要があります。バランスのとれた運動を行うことで健康増進につながることを意識してください。
運動不足を気にする人にとっては日常の習慣として、継続して毎日少しでも歩くようにする。他に、縄跳び、腕立て伏せ、腹筋運動があります。縄跳びは毎日行う場合は、1日に300~400回が適度な運動量である。腕立て伏せは、長い間運動に縁のない人だと、10回、30回やると心臓がドキドキと波打ってくる。数秒休んで、腹筋を30回も行なうと、快い疲れが全身に広がる程度が一日の運動量として適量。
笑う事が人間を快適な眠りに誘う。具体的には、笑う事によって、人間は深く、多量の酸素をとり入れ、炭酸ガスを吐き出す。笑いによって、人間の呼吸は調整されるのである。さらに、胃の消化力が高まり、腸の働きを活発にする。笑うほど緊張がほぐれるのでイライラ、ストレスも解消できる。健康状態がすぐれず、不眠症に陥っていた人には、笑いはかなりの効果がある。
あくびは眠気とは関係なしに出るもの。眠り過ぎた日にもあくびはでる。あくびは、神経の覚醒作用である。身体の中で酸素が不足してくると、疲労の原因である乳酸が全身にたまってくる。すると酸素が欲しいので、呼吸を変えてくださいと脳が身体に命令を発する。身体はただちにアクションを起こす。五体を思い切りのばし、自然に胸を張る姿勢をとって、多量の酸素を体内に取り入れる。
あくびは目を覚まそうとしているのである。つまり、心身をリフレッシュさせるうえで欠かせない。ひんぱんにあくびをする人は活動を求めているのです。あくびをすることで眠気がスーっと消えていくこともあるので、あくびをかみ殺さない方が良い。あくび、活動、停滞、あくびの流れが来ると夜に良い眠りが得られることになる。
短時間睡眠は深い眠りになる。深い眠りにはあくびがあると良い。なにより、健康体にしていかなければならないので、適量の運動量を覚えておいて時間を見つけて実施することが必要です。交感神経と副交感神経を上手にコントロールできるコツを自然と実行し続けて身に付けることが体得の方法です。実際に実践するには2週間はかかるので、急には無理が出てくるのです。3時間睡眠は定着させることはおぼつかない。心構えと知識を身に付け、睡眠時間を短くすることは本当に必要なのだという自覚。自身の人生に大きく役立つと確信をしなければならない。スケジュールとしては2週間で行うが、12日目程して不調が出た場合は中止する。かなりハードな仕事をしている人向きなので、体質が改善されて健康に復活できて安定している人であれば実行できるものと考えると良いでしょう。通常の睡眠が7~8時間であるのに対して短時間睡眠法はたったの3時間なので、徹底した管理の元に、自己管理を行って、食事制限、運動の制御、生活習慣の見直しと改善、睡眠にまつわる知識を備えて実行スケジュールに乗っ取って進めて行うものです。
実行できる人であれば、勉強時間の確保、仕事においては起業家クラスの人であれば、かなり有効であると考えられる内容です。寝れなくて悩むのではなくて、寝れない原因はなぜかと考えた方が、前向きに行動に移していけるのではないでしょうか。時間を削ってでも、自己実現を図る強い信念を持つ人に限って眠れない症状が起こることもあり得るので、勉強なり、読書なり、自己を高める時間の確保に短時間睡眠法を実践できるように考えて見ることも大事なのかもしれません。悩む前に行動に移せれば強制的に悩んで眠れない事にはならない可能性があります。
現在「軽いうつ」などの人には進めません。しかし、健康を取り戻すという意味で、知っておくべき内容ですので、たまたま睡眠量が不足して不安な人にとっては、ある意味正常に3時間の睡眠だけでも健康を維持できているのであれば、短時間睡眠で生きている人と言えるので、心配はないとして感が手見ることも大事だと考えています。