心行くまでの熟睡をあなたは体験したいですか。なんの負荷も感じない状態を実現するには深く熟睡することです。人間は最低でも3~4時間眠っていれば活動に支障は出ないといわれる超短期睡眠は、誰しも無理せず眠らないで、運動などして疲労が出ると、自然と眠くなるものです。湯に入り、リラックスして何も考えずにいると、うたた寝のようにパタッと眠る。ストンと寝入って、深く眠り、起きるときはパーンと飛び上がるようにして目を覚ます人がいる。睡眠量そのものは少なくても、中身がいっぱいにつまっているから、質的に最高の眠りだといえる。短時間睡眠における理想的な眠り方です。睡眠が圧縮され3、4時間でもまったく眠くならない、箱型の眠りを圧縮睡眠と呼んでいる。逆に舟形の眠りは船底のようにすこしずつ深くなり、目覚めるときには、すこしずつ浅くなっていく、というものです。状況に応じて、2種類の眠り方をコントロール出来れば、眠りに困ることが無くなります。注意点は、3、4時間の短時間睡眠は箱型で行うもので、舟形で行うと眠気が抜けない状態になります。

普通に眠れればいいと考えますが、さらに超圧縮睡眠という方法は(睡眠時間×睡眠の深さ×睡眠量)の眠りの方程式から推察したことから量でもなく、深さでもない、密度を追求した眠り方です。圧縮睡眠に追加した内容になりますが、疲労を完全に拭える姿勢をとり、正しい呼吸をして眠っている状態をとることを意味します。呼吸を正常にする方法としていびきを治す医療機器として疲労回復CCAPがあります。

通常、寝ている間の姿勢と呼吸を正す事は難しいため、本格的に治したいのであれば医師に相談されることが望ましい。自身で行おうと考えるのであれば、睡眠の密度は、寝る前の心身の疲労状態が関係しているために心にストレスがなく、肉体の疲労も片寄りのない快いものでなくてはならない。

つまり、完全に健康な人が1日の疲労を過不足なくかかえた状態で、快眠、快食であっても60~70パーセントの睡眠密度となり、100パーセントでやっと1日の睡眠が3、4時間で十分と言える人になれるので、限りなく健康体を手にするまでに食事と運動を徹底した最後に短時間睡眠で働き続けられる状態になるわけです。眠らない街東京で生き抜くためには覚えておくと良いことです。実現するためには豊かさが必要だと考えられます。

具体的には、1.頭脳を休める、寝床にはいったとき、脳がやすらかな休息状態になっていないと、なかなか寝付くことができない。2.肉体を休める、肉体がほとんど疲れていない場合は、いくら頭脳が休息を求めていても熟睡できない。3.内臓を休める、内臓はエネルギーを大量に消費するが、量を意識的にコントロールすることはできない。つまり、消化によいものを少量とって、細胞、筋肉、血液のすべてがゆっくりと休息している状態を作ることで睡眠できる内臓環境を作り出すことが大事です。よく食べてから2時間以内に眠ると胃腸に大きな負担をかけ、熟睡を妨げると言われる意味となっている。

起床時間を徹底することで、後は気にしない。夏・秋を4時45分とすれば冬・春は5時45分などにして脳裏に入れておけば何時間寝ていようと人に言わなければ、しっかり寝たようにいれる。起床時間をフェルトペンで書いた紙を目の前において就寝前にじっと眺めて潜在意識に植え付ける効果で実行できるようになる。自身の声を録音して目覚ましにして起きると潜在意識も顕在意識も急激に働きだすので効果がある。ポイントは目が覚めたら間髪を入れずに起きなければ効果がでないということです。「あと5分寝かせてくれ」をなくす努力です。

睡眠は前向きに。あと5分を日中に回して仮眠をとると、繋ぎ合わせると合計で30分から小1時間にもなってくることで短時間睡眠は、うまく補うことで乗り切り、さらに頭脳も肉体も急回復して効果が冴えわたる状態で1日を働けるという方法です。実際に3、4時間睡眠にして、仮眠を5分ずつとる。この方が活動時間が増えるし、仮眠によって脳がリフレッシュするから仕事や勉強に集中できる。人間も機械と同じで、緊張と弛緩を繰り返すことで、より活動的になれるのである。たとえば、山登りでも、直線コースで頂上まで登るより、カーブを描きながら登ったり、小休止しながら登って行ったほうが疲れが少なくて済む。合理的な方法である。

睡眠で同じことが言えて、一回の睡眠で疲労をすべて取り除こうとするよりも、数回に分けた方が効果がでる。医学実験でも、5分ぐらいの仮眠を数回つづけるだけで、人間に必要な休息はちゃんととれている。

仕事も勉強も激烈社会である現代は、時間の確保が必要不可欠です。睡眠を合理的にしていき、仮眠の利用を上手に活用すれば合理的な仕事と受験勉強ができるようになる。

もう一つ、究極奥義片目睡眠法、マスターすれば、徹夜明けでぐったりとなっていても、睡眠をとる必要がなくなり、勉強をつづけることができるようになる。むろん、徹夜で勉強している最中でも、片目睡眠法は可能である。