本日は前泊キャンプでトムラウシに宿泊して、午前2時半起床で登山に行ってまいりました。

標高2141mで12時間の往復としていて、今まで行った中では森奥の深い場所にあります。望岳台展望台という場所はトムラウシ山を全貌を見て取れるので、晴れた日であればすべてを見ることが出来ます。

朝食、身支度を済ませて午前4時27分に登山口記録をして短縮登山経路からスタート、まだ薄暗い時間から登り始めました。

少し気温も低く寒さを感じる程でしたが、割とすぐ体も温まり、小休憩で上着を脱ぎました。木の足場があり、ぬかるんでも歩きやすいように道が作ってあるので安心です。登山客は多く、ひたすら上り続ける事1時間程でカムイ天上に到着、山頂の稜線のようなところで、横にトムラウシ山が見える場所です。コマドリ沢分岐までは、さらに1時間で冷たい小川が流れていて良い休憩場となっています。前トム平は、途中鳴きウサギのいる岩場を進んで1時間程で到着し、眺望がよく、ケルンが置いてあるので分かります。トムラウシ公園はお花が咲いている場所で、ちょっとした平地で30分かかります。キャンプ場まで50分、キャンプ地は穏やかで草が多い高原になっています。トムラウシ山山頂までは急な岩場でして、登る経路を探すのが大変ですが、ところどころにピンクのテープと黄色い矢印を見つけて進み30分、山頂は風が強く、ツアー客の人も10数名到着しており、混雑した中、記念写真を撮り、360°カメラも使い旭岳、中別岳や十勝岳など大雪山系が一望できるパノラマで写真と動画を撮りました。中には5万円のドローンを使って撮影するものもいて、勇敢にも遠くまで飛ばしていました。上手だったので無事に回収して撮影完了していました。帰りは北沼を見てから下山、途中小学生も母親と2人で登ってきていました。私自身は10秒チャージシリーズを何度も使い、ようかんを食べ、水を飲み体を動けるようにしながら休憩を何度か入れて13時30分程に4時間程で登山口に到着です。今回は割と予定より早く往復出来たので、時間に余裕がありました。さすがに午前2時30分起きで準備していたので、完璧です。朝は早い方が涼しく、山頂到着までの時間が長く十分にあるので安心して、足取りしっかりと行けたのだとみています。バックパックが少し重かったせいか肩がすごく凝り、2時間位の睡眠でしたので速攻エナジードリンクを自販機で購入して回復後、最後にトムラウシ温泉でゆっくりとして、お土産は登頂記念バッチとトムラウシ限定コラボモンベルTシャツが様々な色であったので購入。エナジードリンクを飲んで回復後、帰路に着きました。高速道路で4時間程車で走り札幌に到着です。

登山は一人では危険ですので、行くのであれば何人かで行ってください。Yamapというスマホアプリがあるので、情報収集に使えます。必要なものも多少ありますが、敢えて言うならば、登山靴、スティック、リュック、食料、地図、コンパス、レインウェア、熊スプレーなどが考えられる最小限です。リュック(バックパック)は軽い方が楽です。後、いきなり標高のある山を行くのは危険ですので、トレーニングを勧めます。北海道はヒグマもいるので注意が必要です。実際の登山道は山によって違い、コンパスの見方、山岳地図の見方、歩き方の知識、そして天候を見て行くものです。

日帰り登山の多い私ですが、基本もう一人高校と大学時代の知り合いが仲間となって誘われたところから山を登り始めています。私単独ですと、低山と手稲山など近隣が基本となっています。大雪山を縦走するような人たちは山小屋や指定キャンプ地を使いタフに歩いています。絶景があるので、初めて見る人は感動を覚えるものです。

残すところ登っていない北海道の「百名山」は利尻岳と幌尻岳のみとなっています。利尻岳は遠隔地であり、飛行機かフェリーですし、一日に数便なので宿泊が必要です。幌尻岳は許可の取得もあるのですが、並みの距離でない山で死者も出ているところなのでいつ行けることになるかは未定ですが、体力的に行けるかどうか現在ではなぞです。登りに関しては筋力が必要で、下りは体感のバランス力です。トレーニングジムだとマシンがあるので楽に鍛えられますが、自宅トレだと自重系なので、時間と食事の工夫が必要になってきます。

登山は自然治癒力が期待できますが、「軽いうつ」の人たちは、疲労に弱いので、持ちこたえられるか分かりません。数百メートル程の低い山があれば、割と安全ではあるので挑戦してみるのもいいと考えます。何度も通って、慣れたころ他の山に挑戦してみて、ステップアップすることが安全です。体重も減少する登山は食事が大切です。コントロールすれば簡単に健康に痩せれるので気分もすっきりするはずです。普通に運動するよりも、強制的に歩くので足腰の強化を望めます。治るきっかけに出来ればいいです。